2022年10月から約3年間続けてきた不妊治療を終了することにしました。
採卵12回、移植4回。
この長い道のりを見守ってくださった皆さんには、感謝してもしきれません。
この記事では、
- これまでの治療の振り返り
- 治療を終える決断に至った理由
- 最後の移植で考えていたこと
- 今の正直な気持ち
を、同じように悩んでいる誰かのため、そして自分自身の記録として残しておきたいと思います。
私の治療データと3年間の記録
● 治療期間
2022年10月〜2025年10月(約3年)
● クリニック
2箇所(引越しと先進医療を求めて転院)
● 主な治療内容
- 採卵:12回
- 移植:4回(凍結胚4BC、初期胚、二段階移植×2)
- 先進医療:タイムラプス、ザイモート、高濃度ヒアルロン酸補助
● 費用
マイナポータルで確認できる保険診療の窓口負担額だけで約126万円
(2023年 約45万/2024年 約43万/2025年 約38万)
これに加えて、自費の検査やサプリの費用もかかり、1年間の総額は100万円以上でした。

治療を続ける中で向き合ったこと
● 正社員を辞めた日
治療のため、そして心を守るために会社を辞めました。
急な通院のストレスよりも、
職場で妊婦さんや産休に入る同僚を見るたびに心が乱れることの方がつらかったからです。
笑顔で「おめでとう」と言いながら、心では泣いている。
そんな日々が限界でした。
辞めたことで、通院の負担も、誰かと比較して落ち込む時間も少しだけ減りました。
● 【報われない採卵、慣れてしまった陰性】
私は高刺激中心の採卵で、体への負担も大きく、毎回痛みとの闘いでした。
卵がたくさん採れても、胚盤胞まで育つのは1個かゼロ。
移植できる喜びより、「今回もダメかもしれない」という恐怖の方が大きくなっていました。
移植4回もすべて陰性。
オプションを重ねても重ねても陰性。
最初は涙が出ましたが、
最後の頃は「やっぱり…」と冷静に受け止める自分がいて、希望を持つことに疲れ切っていたのだと思います。
■ 治療を終える決断と「最後の移植」で考えていたこと
特別な出来事があったわけではありません。
ただ、4回目の移植の結果を待つ間、私はずっと思っていました。
「もし今回もダメなら…もう心がもたないかもしれない」
やめると言い聞かせながらも、
未練は確実に残るだろうな、とも思っていました。
もし夫が「がんばってほしい」と言ったら、
私はまた頑張ろうとしていたかもしれません。
でも、夫は「好きにしていいよ」とだけ言ってくれました。
深刻な話はあまりしていませんが、
以前、私の親と話した際に夫が
「子どもができなくても僕はいいです」
と言ってくれました。
その言葉を、私は信じるしかありません。
今抱えている葛藤と、これからの私
治療をやめた今でも、まだ心はスッキリしていません。
「夫を父親にしてあげられなかった」
この感情は今も胸の奥に残っています。
赤ちゃんを見かけるとまだ苦しいし、
子どものいる友達に心から笑顔を向けられる自信もありません。
それでも、少しずつ考えられるようになってきたことがあります。
「自分の人生を、自分らしく生きてみたい」
私はどこかで「子どもを産めたら幸せになれる」と、幸せを子どもに依存していたのかもしれません。
でも、本当は自分の人生の幸せは、自分でつくっていくもの。
そのことに、ようやく気づき始めています。
最後に
治療の真っ只中で苦しんでいる方
治療を終えるという決断で揺れている方
みんな、本当によく頑張っています
子どもを望む人がみんな幸せになってほしい。
でも、どんな形でも幸せになれたら、それでいい。
妊活戦士は今日で卒業します。
ここからはまた違う形で、私の人生を歩んでいきます。

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