不妊治療って、出口の見えないトンネルを歩いているような気持ちになることがありますよね。
「今回の診察代はいくらだろう…」
「このままだと、治療費は総額でいくらかかるんだろう…」
治療を始めたころ、私たちは1年で100万円かかり、とにかく節約していました。
でも、節約だけを頑張っても、そもそも“いつ・どれくらい”治療費がかかるのかが分からず、不安ばかりが募っていったのです。そこで私は、治療を進めながら“できる節約”を7つ実践しました。
この記事では、そんな私が実際に試した節約術を、具体的な体験談を交えながら7つ厳選してご紹介します。
不妊治療をしている方/これから始める方の「費用・お金の不安」を少しでも軽くしたいと思い、私の体験とともに“使える節約術”をご紹介します。
やってよかった節約術と、ちょっぴり後悔したこと
本格的な節約術をご紹介する前に、まずは私のリアルな体験談からお話しさせてください。実際にやってみて「これは正解だった!」という成功談と、「もっと早く気づけばよかった…」という、ちょっぴり苦い失敗談です。

成功談:節約術① サプリの購入方法を見直してお得に!
不妊治療を始めると、葉酸やビタミンD、コエンザイムQ10など、さまざまなサプリメントを飲む機会が増えますよね。私も医師に勧められるがまま、クリニックの受付で購入していました。
でもある日、会計時に「お支払いは現金のみになります」と言われ、ハッとしたんです。
「毎月の支払いを現金で…?これ、クレジットカードで払えたらポイントが貯まるのに…!」
その出来事をきっかけに、処方されたサプリと同じ成分・同じメーカーの商品がネットで買えないか調べてみることに。すると、案の定、メーカーの公式サイトを発見!
しかも、サイトをよく見てみると…
- 定期便にすると15%OFFになる
- もちろんクレジットカード払いが可能
という、ダブルでお得な事実が判明したのです。
クリニックで買う手軽さはありましたが、毎月のことなので、この差は歴然。私が飲んでいたサプリの場合、年間で計算すると約3,000円節約できる計算になりました。
浮いたお金で美味しいものを食べに行ったり、リフレッシュに使ったりできると考えると、すごく大きいですよね。
もし、あなたもクリニックでサプリを購入しているなら一度ネットで検索してみることをおすすめします!
失敗談:節約術② クリニック選びで見落としていた「支払い方法」
成功談とは裏腹に、私が今でも「ああ、もっとちゃんと調べておけば…」と後悔しているのが、クリニックの支払い方法です。
私が通っていたクリニックは、残念ながら高額な検査や治療も含めて、すべて現金払いのみでした。体外受精の場合には、一度に何十万円という現金をATMで引き出し、分厚い封筒を握りしめてクリニックに向かうことも…。
毎回ヒヤヒヤするだけでなく、本来なら貯められたはずのクレジットカードのポイントを大量に逃してしまったのです。
ぶー奈もし1%還元のカードで払えていたら、一体いくらのポイントが貯まっていたんだろう…と考えると、今でも少し胸が痛みます(笑)。
これからクリニックを選ぶ方や、転院を考えている方は、治療方針や実績だけでなく、ぜひ「クレジットカードや電子マネーが使えるか」という点もチェックしてみてください。
公式サイトに記載がない場合は、初診の予約電話で気軽に質問してみるのがおすすめです。
ささいなことのようですが、高額になりがちな治療費だからこそ、”支払い方”一つで大きな差が生まれる、という私の教訓です。
日常生活で差がつく!今日からできる無理しない節約術【生活編】
不妊治療費という大きな支出に立ち向かうためには、日々の暮らしの中での小さな節約の積み重ねが、精神的な余裕を生み出してくれます。
ここでは、私が実践して効果があった「日常生活の節約術」を3つご紹介します。テーマは「我慢」ではなく「賢く楽しむ」です!


節約術③ 身体を温めながら食費をカット!「妊活ご自愛ごはん」
「妊活中は身体に良いものを食べなきゃ!」と思うと、つい食費がかさんでしまいがち。でも、少しの工夫で、身体にもお財布にも優しい「ご自愛ごはん」は実現できます。
- 旬の根菜で「温活スープ」を常備: 大根、にんじん、ごぼうなど、旬の根菜は安くて栄養満点。週末にまとめてコンソメスープや豚汁を作っておけば、平日の夜は温めるだけ。身体の芯から温まり、満足感も高いのでおすすめです。
- 外食やデリバリーの代わりに「おうちカフェ」: 気分転換したいときは、外食の代わりに、ちょっと良い紅茶やハーブティー、好きなお菓子を用意して「おうちカフェ」を楽しみましょう。
高価なオーガニック食材にこだわらなくても、旬のものを上手に取り入れ、手作りする習慣をつけるだけで、食費は自然と抑えられます。
節約術④ 一度見直せば効果が続く!「固定費」の断捨離
毎月決まって出ていく「固定費」は、一度メスを入れるだけで節約効果がずっと続く、まさに”最強の節約術”です。
スマホを格安SIMに
大手キャリアを使っているなら、絶対に検討すべき項目です。私も夫婦で格安SIMに乗り換えただけで、月に約8,000円、年間で約10万円もの節約に成功しました。
手続きもネットで完結することが多く、思ったより簡単ですよ。
サブスク費用は「株主優待」でまかなう
観たい動画配信サービスや、使いたいネットサービスがある場合、月額料金を払い続けるのではなく、その会社の株を買って「株主優待」で利用するという賢い方法があります。
例えば、サイバーエージェントの株を保有していると、Abemaプレミアムが無料になる、といった特典が受けられます。
もちろん、株価の変動リスクはありますが、長期的に見れば配当金がもらえる可能性も。未来への投資にもなり、ただ消費するだけよりもずっと前向きな気持ちになれますよ。
※投資はご自身の判断と責任でお願いします
保険の見直し
結婚当初に入ったままの生命保険など、今のライフプランに合っていますか?不妊治療中は保障内容を見直す良い機会かもしれません。無料の保険相談などを利用して、専門家の意見を聞いてみるのも一つの手です。
固定費の見直しは少し手間がかかりますが、その効果は絶大。治療費の足しにできると思うと、頑張れるはずです!
お金の不安は心の余裕を奪う。夫婦で乗り越えるヒント【メンタル編】
不妊治療における節約は、ただ支出を減らすことだけが目的ではありません。一番の目的は、お金の不安を減らし、心の余裕を取り戻すことだと私は思っています。
お金の心配は、知らず知らずのうちに心をすり減らし、夫婦の関係までギクシャクさせてしまうことがあるからです。ここでは、心を健やかに保ちながら治療を乗り越えるための、お金との向き合い方をご紹介します。


節約術⑤ 「ストレス買い」を卒業!私なりのご自愛リスト
治療がうまくいかなかった日、ホルモン剤の副作用でイライラする日…。そんな時、ついネットショッピングでポチッとしてしまったり、コンビニで余計なスイーツを買ってしまったりしませんか?



私はしょっちゅうありました…!
こうした「ストレス買い」は一時的に心を満たしてくれますが、後から罪悪感や後悔につながることも。
そこでおすすめなのが、「お金のかからないご自愛方法」を作っておくこと。
- 天気の良い日に、少し遠くの公園まで散歩する
- 好きな香りの入浴剤を入れて、ゆっくりお風呂に入る
- 図書館で気になっていた本を借りてきて、没頭する
- 夫婦で好きな映画を観ながら、お菓子を食べる
「疲れたな」と感じた時に、「そうだ、これをしよう」と気持ちを切り替えられます。ストレスをお金で解消するクセを手放すだけで、心も穏やかに、お財布も健やかになりますよ。
節約術⑥ 夫婦で開く「お金の作戦会議」のススメ
お金の話って、なんだか気まずくて避けてしまいがちですよね。でも、不妊治療という同じ目標に向かうチームだからこそ、お金の話は不可欠です。
大切なのは、どちらかを責めたり、追い詰めたりするのではなく、「作戦会議」としてポジティブに話すこと。
「次のステップに進んだら、大体〇〇円くらいかかりそうだよ」
「そのために、毎月あと〇円くらい貯金を増やせると安心だね」
「じゃあ、〇〇費を少し見直してみようか」
このように、現状と見通しを共有するだけでも、一人で抱え込む不安がスーッと軽くなります。「二人で向き合っている」という事実そのものが、何よりの心の支えになるはずです。
節約術⑦ SNSはほどほどに。「情報収集コスト」を節約する勇気
これは意外と見落としがちなのですが、「情報」もお金と同じくらい大切なコストです。
SNSを開けば、「〇〇というサプリが良いらしい」「この神社に行ったら授かった」といった情報が溢れています。もちろん有益な情報もありますが、中には高価な商品や信憑性の低い情報も。
他の人の成功体験を見て焦ったり、自分と比べて落ち込んだり…。そうした心の揺れ動きは、時間だけでなく、精神的なエネルギーも大きく消耗させます。
信頼できる情報源(主治医の先生や、公式な医療情報サイトなど)をいくつか決めたら、あとは思い切ってSNSから離れる時間を作ることも大切です。
情報に振り回されず、心穏やかに過ごすこと。それも立派な「節約」の一つだと、私は思います。
まとめ
ここまで、不妊治療中の私が実践してきた7つの節約術を、体験談とともにお話しさせていただきました。
①~⑦すべてを同時に始めるのは難しいので、まずは自分の状況に応じて優先すべきものから実行するのも良いかもしれません。
この記事が、あなたの心の重荷を少しでも軽くし、自分たちのペースで前に進んでいくための、ささやかなエールとなることを心から願っています。










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