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【体験談】子宮内フローラ検査は100点でもNK細胞活性が高値?医師に聞いた対策まとめ

子宮内フローラ検査やNK細胞検査を受けたけれど、「結果の意味がよく分からない」「どう対策すればいいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

私も不妊治療の中でこの2つの検査を受け、「フローラは100点」「NK細胞活性は高め」という結果でした。

この記事では、実際の検査結果と医師から聞いた説明・治療内容を、同じように悩む方へ向けてまとめました。

目次

子宮内フローラとは?

子宮内フローラとは、子宮内に存在する「細菌のバランス(菌叢)」のことです。
腸内環境と同じように、良い菌(ラクトバチルス=乳酸菌)が多いほど、妊娠しやすいといわれています。

子宮内に乳酸菌が多いことで、炎症を抑え、着床しやすい環境が保たれます。
近年では、不妊治療を行う多くのクリニックでこの検査が導入されています。

まずは嬉しい結果!子宮内フローラは100点満点!

一番ドキドキしていた「子宮内フローラ検査」の結果。
なんと…

ラクトバチルス率 100%!!

思わず心の中でガッツポーズ!
赤ちゃんを迎えるための子宮環境、いわゆる“ふかふかのベッド”は最高の状態に整っていたようです。本当に安心しました。

ちなみに、もう一つの検査項目だった「ビタミンD(250H)」も50.3ng/mlで基準値クリア。
こちらも一安心です。

これからもサプリは継続していきます!


思わぬ落とし穴?「NK細胞活性」が高いという指摘

手放しで喜んだのも束の間、最後の項目で「おっと…」という結果が待っていました。

NK細胞活性:43% (基準範囲 18-40%)

わずかに、でも確かに基準値をオーバー。
「NK細胞…?それって何ですか?」という私に、先生が説明してくださいました。

NK細胞とは
  • NK細胞とは:体内のウイルスやがん細胞を攻撃してくれる、頼もしい免疫細胞。
  • なぜ高いと問題?:この細胞が元気すぎると、体にとって異物である「受精卵」までを敵とみなして攻撃してしまう可能性があるとのこと。
  • 不妊治療の分野では、着床不全や流産の一因として注目されています。

つまり、私の体は免疫が頑張りすぎていて、それが着床の妨げになっているかもしれない、ということでした。

これは体質的なものみたいです。

原因がわからず手探りで進むよりも、具体的な課題が見つかったことは大きな一歩。
そう思うと、不思議と気持ちが前向きになりました。


「イントラリポス点滴」で対策決定

そこで、NK細胞活性を抑えるための対策として提案されたのが「イントラリポス点滴」です。

クリニックでいただいた説明書を読んでみると…

イントラリポス点滴
  • 効果:免疫の過剰な働きを抑え、赤ちゃんを攻撃しないようにしてくれる(免疫寛容)。
  • 成分:精製大豆油が主成分の点滴。
  • スケジュール:
    • まず移植の直前に1回目を実施。
    • 妊娠判定後も、妊娠10週頃まで2~3週間隔で継続することがある。
  • 注意点:大豆や卵アレルギーの人は受けられないそうです。3時間ほどかかる点滴とのこと。

費用は自費診療で1回13,200円(税込)と安くはありませんが、もはや移植に支払っている金額を考えると誤差に思えてきます。

大豆アレルギーがある方は注意が必要です。必ず医師に相談しましょう。

ぶー奈

もはや金銭感覚バグってしまいますよね…

移植方法も決定!「自然周期モディファイド法」で進みます

これらの結果を踏まえ、いよいよ移植周期の具体的な方法も決まりました!
今回、私が挑戦するのは「自然周期モディファイド法」です。

クリニックの資料によると、こんなスケジュールのようです。

自然周期モディファイド法
  • どんな方法?:基本は自分の排卵のリズムに合わせて移植する「自然周期」に近いけれど、排卵のタイミングをより正確にするために少しだけお薬(ホルモン補充)を使う方法。
  • 診察:月経開始から11~12日目頃に診察。
  • 移植決定の基準:内膜8mm以上、卵胞18mm以上。
  • 移植日:排卵日に合わせて決定。

自分の体の力を活かしつつ、医療の力も少し借りる、まさにハイブリッドな方法!
体に負担が少ないのが嬉しいポイントですが通院回数は増えます。

さらに前回に引き続き2段階移植も実施します。


まとめ:やるべきことが明確になり、今は前向きな気持ちです!

今回の検査で、課題が見つかったのはショックでしたが、同時に「イントラリポス」という具体的な対策も見つかりました。

最高の状態に整った子宮と、イントラリポスの力を信じて、万全の態勢で大切な卵をお迎えに行くだけです。

同じ結果の人へのアドバイス

もしあなたも「子宮内フローラは良いのに妊娠しない」「NK細胞活性が高い」と言われた場合、焦らずに医師と治療方針を相談してみてください。

  • 着床前に免疫バランスを整える治療を検討する
  • 生活習慣(睡眠・ストレス管理)も大切にする
  • 他の検査(Th1/Th2比など)を追加するのもおすすめです

いよいよ始まる移植周期。
またブログで経過を報告させてください。

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