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薬剤変更で結果はこう変わる!フォリスチムからレコベルへ、副作用・費用・採卵結果を比較

「この刺激法、本当に私に合ってるのかな…」不妊治療、特に採卵周期を繰り返していると、そんな不安に駆られることはありませんか?

私は32歳、AMH1.25と少し低めで不妊治療に励んでいます。

これまで前の病院も合わせると10回以上の採卵を経験。まさに採卵のベテラン(と呼びたくないけど…)の私が、転院を機に採卵の薬剤を「フォリスチム」から「レコベル」に変更しました。

すると、採卵結果に劇的な変化があったんです!

目次

第1周期:通算10回目の採卵【フォリスチム・ロング法】

転院して、心機一転の初採卵。通算では10回目となる採卵でした。
今回は「ロング法」で、卵胞を育てる注射は「フォリスチムペン」を1日150単位、毎日自己注射することに。

フォリスチムペン自体は操作も簡単で使いやすく、注射の痛みも許容範囲。刺激中の副作用も特に自覚症状はなく、良くも悪くも「いつも通り」淡々と日々が過ぎていきました。

そして迎えた採卵日。
結果は…

  • 採卵数:3個
  • 顕微授精:3個
  • 最終凍結:初期胚1個

正直な感想は、「3個か…もう少し採れてほしかったな」。
もちろん、1つでも凍結できたことは本当にありがたいです。でも、採卵10回目という経験値からすると、少し物足りなさを感じてしまう結果でした。

第2周期:【レコベル】への変更と大きな変化

前回の結果を受け、医師と相談。
「次は、刺激法と薬剤を変えてみましょう。あなたのAMHと体重から最適な投与量を算出する『レコベル』を使ってみませんか?」と提案がありました。

自分に合わせて個別化(パーソナライズ)してくれる薬、という点に「今度こそ!」と期待が高まる一方、「また同じような結果だったら…」という不安もよぎります。

こうして始まった通算11回目の採卵。
レコベル12μgでの刺激がスタートしました。

すると、すぐに変化が。
卵胞チェックのたびに、先生から「今回は数が多いですね!」と言われるようになったのです!モニターに映る卵胞の数も、前回とは明らかに違いました。

ただし、良いことばかりではありません。
前回は全くなかった「お腹の張り」が、今回はかなり強く出ました。ズボンがきつくなり、歩くとお腹に響く感じ。

正直「これがOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になりかけてる状態か…」と少し怖かったです。

そして、期待と不安の採卵日。
結果は、自分でも信じられないものでした。

  • 採卵数:17個!!
  • 成熟卵数:11個
  • 最終凍結:初期胚1個、3BCの胚盤胞1個

採卵数は前回の5倍以上!
凍結できた胚盤胞は1つで「こんなに採れたのに凍結率悪いな…」という気持ちもありましたが、これまでなかなか採卵数が増えなかった私にとっては、大きな一歩でした。

OHSS気味で大変だったけど、頑張ってよかった…と心からホッとしました。

【徹底比較】フォリスチム vs レコベル 私の場合

2つの周期を経験して、結果をまとめてみました。

項目フォリスチム周期レコベル周期
刺激法ロング法ロング法
薬剤/単位フォリスチム / 150単位レコベル / 12μg
採卵数3個17個
凍結胚初期胚 1個初期胚 1個、胚盤胞 1個
副作用自覚症状なし強いお腹の張り(OHSS気味)
体感費用ほぼ同じほぼ同じ
初期費用ペン代 約2万円ありなし

※一概に薬剤だけの差とは言えませんが、私にとっては大きな違いが出ました。

費用についてのリアルな話

「薬剤が変わると費用も大きく変わる?」と心配になりますよね。
私の場合は「高額療養費制度(限度額適用認定証)」を利用していたので、どちらの周期も窓口での支払額に大きな差は感じませんでした。

ただ、一点だけ。
フォリスチムは、初回にペン本体の代金として約2万円かかりました。
このペンは2年間使えるそうですが、私の場合は1周期で使わなくなってしまったので、「ちょっと勿体なかったかな…」というのが正直なところです。

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